概要
大学に合格した新入生は大学生活に向けて様々な準備を進めていることと思います。 その中でPC選びは重要なポイントの一つです。
しかし、PCの種類やスペックは多岐にわたり、どれを選べば良いのか迷うことも多いでしょう。 ここで、PCについて比較的詳しい紫製作所のメンバーがPCのスペックの見方や選び方を解説します。
購入場所から基本的なスペックの見方などを詳しく解説していきます。
どこで買うべきか
生協
大学生協での購入は学生にとって最も安心な選択肢です。 保証がほかに類を見ないほど充実しており、どんなにひどい壊れ方をしても5000円で新品と交換してくれます。 しかしスペックに対して価格は非常に高いことを理解しておく必要があります。 機械が得意ではない人はここで買うのが無難です。 どんな初歩的な壊れ方をしてもサポートセンターに持っていけば万事解決します。
直販
メーカーの公式サイトからの直接購入。 コスパを求めたい人には丁度よいと思います。 生協より安価な値段でより高性能なPCを手に入れることができます。 スペックについての基本的な知識があるのならここで購入しても問題ないでしょう。
中古
予算を抑えたい場合の選択肢。 ただし、バッテリーの劣化や保証期間に注意が必要です。 あくまで博打要素が大きいことは理解しておきましょう。 すでにPCを1台持っていてサブ機を探しに行くとかならいいかもね。
PCのスペックとは
!!!大学では学部学科によって求められるPCのスペックが異なります!!! !!!必ず当局から送られてきた要求スペックを確認してください!!!
OS(オペレーティングシステム)
PCの基本ソフトウェア。Windows、macOS、Linuxなどがあります。 大学での授業や将来の職種を考慮して選択しましょう。 一般的にはWindowsが無難な選択ですが、東北大学ではmacOSを選んだところでも特に問題はありません。 ただ、機械系の学生はWindowsを選ぶことをおすすめします。 授業で使用するソフトのインストールなどでトラブルが起きにくいです。 linuxを選ぶような上級者はあまりいないと思うのでここでは割愛します。 Windowsの場合、Windows 11 HomeまたはProが選択肢になります。 Home/Proの違いはセキュリティ機能やリモートデスクトップの有無などですが、1台のみの運用ならHomeで十分です。 他のWindowsPCを使う可能性があるならProを選ぶのも良いでしょう。
- Windows:一般的な用途ならこれで良い。
- macOS:これにしても困ることは基本ない。値段は同スペックのWindowsPCより高め。
- Linux:これをメイン機にする人は猛者。彼らにこの記事は必要ない。
CPU(プロセッサー)
PCの頭脳にあたる部分。処理速度に直結します。 この部分の性能が高ければブラウザやソフトがサクサク動くわけです。 これの性能指標はベンチマークというスコアで表されます。 自分の求める性能に応じて選びましょう。 Intel Core i5やAMD Ryzen 5以上であれば、 一般的な用途には十分な性能があります。 機械系の学生が授業で使うCADソフトをまともに動かせるくらいの性能はあります。 メーカーはintel/AMDなどがありますが、どちらを選んでも大差はありません。 基本的にAMDのほうがコスパが良い傾向があります。
- Core i5/Ryzen 5:一般的な用途に十分。
- Core i7/Ryzen 7以上:重い作業やマルチタスク向け。
メモリ(RAM)
作業領域の大きさを表します。8GB以上を推奨します。 エクセルとブラウザくらいしか使わないなら8GBで十分ですが、実際8GBは相当少ない部類です。 工学系の学生であれば最低でも16GBを推奨します。 このくらいあれば大体の学生は快適に作業できます。 しかし、複数のソフトを同時に動かしたりすると16GBでは足りなくなることもあります。 PCでバリバリ作業したいという人はあらかじめ32GBを検討するのも良いでしょう。 特に大学でCGや3Dモデリングに挑戦してみたいという方は32GBがオススメです。
- 8GB:軽い作業向け。複数のアプリを同時に使うと厳しい。
- 16GB:一般的な用途に十分。工学系でも十分に通用する。
- 32GB以上:重い作業やマルチタスク向け。
ストレージ
データを保存する領域。SSD(高速)とHDD(大容量・低価格)があります。 毎日PCを持ち運びするであろう大学生にはSSDを強く推奨します。 HDDは衝撃に弱く、持ち運びには不向きです。 容量は512GB以上を目安に考えると良いです。 512GBあれば大抵の学部生は問題なく使えるでしょう。 ただ、これもメモリ同様に、PCでの作業量が多い人は大容量を検討したほうが良いです。
- 256GB:軽い作業向け。写真や動画を多く扱う人には不十分。
- 512GB:一般的な用途に十分。工学系でも十分に通用する。
- 1TB以上:大量のデータを扱う人向け。
グラフィック
画像や動画の処理能力。CPUに内蔵されたものと、 専用のグラフィックカードがあります。 ゲームや動画編集をしない場合は、内蔵グラフィックで十分です。 ゲームをしたい人や、3Dモデリングを行う人は専用グラフィックカード搭載モデルを選ぶのもありでしょう。 機械系の授業で行うCADについては専用グラフィックカードがなくても全く問題なく動くので通常の学生なら求める必要はありません。 専用のグラフィックカード搭載のPCは高額でバッテリー持ちが非常に悪く、重いというデメリットがあります。 このようなデメリットを承知の上でハイスペックを求める人は選んでも良いと思います。
- 内蔵グラフィック:一般的な用途に十分。
- 専用グラフィックカード:ゲームや3Dモデリングに適している。
重さ・大きさ
持ち運びを考慮する重要な要素。1.5kg以下であれば携帯性が良好です。 大学生は授業や図書館での使用を考えて、基本的に軽量なモデルを選ぶことをおすすめします。 ただ、軽いPCは高価になる傾向があるので、予算とのバランスを考慮しましょう。 ここをミスると毎日が筋トレです。 また、画面サイズも重要です。13~15インチが一般的で、持ち運びと作業効率のバランスが良いです。 画面が大きいほど作業はしやすいですが、その分重くなり持ち運びが大変になります。 デカいノートPCを持ち運ぼうとするとその分デカいリュックを背負う必要があり、不格好になってしまいます。 ケースや周辺機器含め5kgのPCを背負って毎日青葉山登山する筆者のようにならないように注意しましょう。
- 1kg以下:非常に軽量で持ち運びしやすいが、価格は高め。
- 1~1.5kg:標準的な重さ。
- 1.5kg以上:重いが、性能高かったり画面サイズが大きいことが多い。
端子
USBポート、HDMIポート、SDカードスロットなど、必要な端子が揃っているか確認しましょう。 特にUSBポートは多いほど便利です。 最近のノートPCは薄型化の影響で端子が少ないモデルが増えています。 USB-CポートのみでUSB-Aポートがないモデルもあります。 その場合、変換アダプタを持ち歩く必要があり不便です。 できるだけ多くの種類の端子があるモデルを選ぶことをおすすめします。 重要度順に並べると以下の通りです。
- 給電可能なtype-Cポート
- type-cポート
- USB-Aポート(できれば複数)
- HDMIポート
- イヤホンジャック
- LANポート
- SDカードスロット
- その他
PC探索用サイト
価格.com
価格比較の定番サイト。様々なメーカーのPCを価格順で比較でき、 ユーザーレビューも豊富です。スペックの絞り込みがかなり細かく設定できるので 効率的に探すことができます。 すでにサ終したWindows10のPCも多く掲載されているので注意してください。
まとめ
PC選びは大学生活の質に大きく影響する重要な決断です。 予算と用途を明確にして、自分に最適な一台を選びましょう。
素晴らしいPC環境で、充実した大学生活を送ってください!